人体への有害性が指摘される「PFAS」=有機フッ素化合物について、今年度、国が取りまとめた水道水の調査結果が明らかになりました。

 環境省と国土交通省は全国3755の水道事業者を対象に調査を行いました。

 その結果、今年度、国の定める暫定目標値を上回った事業者はなかったことが分かりました。

 一方、目標値は下回ったものの332の事業者で1リットルあたり50ナノグラム以下のPFASが検出されています。

 また、回答した事業者のうちおよそ4割の事業者が水質検査を実施していないことから、国は事業者に対し引き続き検査の実施を呼び掛けています。

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