2025年大阪・関西万博から新たにギリシャが撤退することが29日、明らかになった。日本国際博覧会協会関係者によると、撤退は8カ国目。ギリシャ大使館によると、撤退は財政上の理由という。一方、ウクライナは正式に参加が決まった。
ギリシャは、協会が建設した建物を参加国が個別に借り受ける「タイプB」での参加を予定していたが、最近になって撤退を決めた。また、ウクライナは共同入居型の「タイプC」で参加する見通し。これまでに撤退が明らかになったのは、メキシコ、エストニア、ロシア、ニウエ、アルゼンチン、アフガニスタン、ニジェール。
また、会場に建設されるパビリオンの数は計85棟になるという。うち海外パビリオンは58棟で、参加国が自前で建設する「タイプA」42棟▽協会が建設を代行する簡易型の「タイプX」5棟▽「タイプB」5棟▽「タイプC」6棟――となる。【東久保逸夫、村上正】
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