沖縄地方は28日、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で気温が下がり、県内25観測地点のうち23地点で今季最低の気温を観測した。国頭村奥では午前4時12分に14・8度、南城市糸数では午前4時26分に15・3度を観測し、いずれも平年より2・0度低い気温となった。那覇では午前5時32分に18・3度を記録した。

肌寒くなりポケットに手を入れる人や厚着をする人たちが見られた=28日、那覇市久茂地(喜屋武綾菜撮影) 肌寒くなりポケットに手を入れる人や厚着をする人たちが見られた=28日、那覇市久茂地(喜屋武綾菜撮影)

 沖縄気象台によると、同日午後にかけてもさほど気温は上がらず、沖縄本島地方の最高気温は20度にとどまる見込み。30日には高気圧の張り出しが緩み、12月1日からは那覇の最高気温が25度まで上昇すると予想している。

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