東京地裁などが入る裁判所合同庁舎

 東京電力福島第1原発事故を題材にした作品で知られる劇作家の谷賢一さんから性被害を受けたとして、劇団に所属していた福島県飯舘村出身の女性が550万円の損害賠償を求めた訴訟で、谷さんの代理人弁護士は27日、東京地裁で和解が成立したと明らかにした。和解条件は公表していない。

 女性は2022年11月に提訴。訴状では、日常的に体を触られたり、みだらな言葉をかけられたりしたと主張していた。

 女性は22年6月にうつ病と診断され、その後活動を休止。同年12月、被害を受けたとインターネット上で明らかにしていた。(共同)

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