新型コロナウイルスの自宅療養の証明書を偽造して嘘の申請を行い、生命保険会社から給付金をだまし取ったとして、別の保険会社に勤めていた32歳の女が逮捕されました。

 荒木千聡容疑者(32)はおととし、新型コロナの自宅療養の証明書を偽造して嘘の申請を行い、生命保険会社から給付金32万円ほどをだまし取った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、荒木容疑者は当時、申請先とは別の保険会社で営業担当として働いていて、そこで得た知識を悪用していたとみられます。

 取り調べに対して「金は借金返済などに充てた」と容疑を認めています。

 荒木容疑者は他にも3回、合わせて150万円ほどを申請していて、警視庁はいずれも虚偽の申請とみて調べています。

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