警察庁は27日、10月の衆院選の選挙違反の取り締まりで、投票30日後の今月26日までに全国の警察が72件、60人を摘発し、うち12人を逮捕したと発表した。
いずれもポスターを破るなどの自由妨害や買収などの公職選挙法だった。2021年の前回衆院選の同時期より15件増加する一方で逮捕者は2人減った。
警告は文書掲示違反など864件で、前回の同時期より644件減少した。インターネットを利用した違反への警告は8件で、前回より3件減った。公示前にネット上で投票を呼びかける選挙運動をしたなどの違反があったという。【山崎征克】
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