東京・足立区の寺で、練炭を使って住職の男性を殺害した罪などに問われている石材店社長に対し、検察側は懲役30年を求刑しました。
石材店社長の齋藤竜太被告(51)は去年7月、足立区の取引先の寺にある地下納骨堂に練炭28個を置き、一酸化炭素を充満させるなどして、住職(当時70歳)を殺害した罪などに問われています。
26日の論告で検察側は、「霊園事業を自らの思い通りに進めたかった。住職に強い憎悪を募らせる機会があり、入念な準備を重ねた計画的な犯行」などと指摘しました。
そのうえで、齋藤被告に懲役30年を求刑しました。
これまでの裁判で齋藤被告は起訴内容を認めています。
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