神戸空港の沖合で2隻の船が衝突し乗っていた3人が海に投げ出され、1人が死亡しました。

　23日午後6時すぎ、神戸空港の沖合で、2隻の船が衝突したと神戸海上保安部に通報がありました。

　衝突したのはマーシャル諸島船籍の貨物船と作業船を押すための日本の押船で、押船は衝撃で転覆し、乗っていた男性3人が海に投げ出されました。

　3人は潜水士らにより救助され、このうち2人は意識がありますが、船長の田代正和さん（73）は搬送先の病院で死亡が確認されました。

　貨物船には21人のフィリピン人が乗っていましたが、けがはありませんでした。

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