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 慶応大学などのチームは、アルツハイマー病やその前段階である軽度認知障害の疑いがある人を、3つの質問をするだけで簡単に検出する手法を確立したと発表しました。

3つの質問
「(1)現在困っていることはありますか?」
「(2)現在楽しみはありますか?」
「(3)最近(3カ月以内)の気になるニュースを挙げて下さい」 リスクの高い組み合わせの回答 この記事の写真

 3つの質問をされた際に、このような組み合わせで回答をした人はリスクが高いということです。

 また問診の際、医師からの質問に直接答えようとせず、同伴する家族に助けを求める動作があると注意が必要です。

早期発見に期待

 金銭的・身体的な負担も大きかったアルツハイマー病の検査。今後、さまざまな施設で早期発見につながると期待されています。

「日々の話の中で気づきにつなげられれば」 慶応義塾大学病院 メモリーセンター長
伊東大介特任教授

「例えば介護施設にいるご高齢の方と毎日お話する中で、この質問3つを混ぜ込んでいただいてチェックをすればいい。検査をしているという雰囲気ではなく、日々のお話の中で気づきにつなげられれば」

(「グッド!モーニング」2024年11月23日放送分より)

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