高崎市の65歳の女性が警察官などをかたる男らからの嘘の電話やメールで現金約4400万円をだまし取られました。
警察によりますと、10月下旬、高崎市に住む65歳の女性のもとに携帯電話会社の社員を名乗る男から「あなた名義の携帯電話が勝手に使われている」などと嘘の電話がありました。
その後、教えられた番号に電話をすると、警察や検察をかたる者らから「あなたの口座に入っているお金が犯罪に利用されていないか調査する必要がある、保釈金や優先捜査には現金が必要」などと言われ、女性は5回にわたり、現金約4400万円を指定された口座に振り込んでしまったということです。
女性は11月上旬、使用している金融機関からの指摘で被害に気付いたということです。
警察は「警察官や検察官が『あなたの口座が犯罪に利用されています』などと言って現金を振り込ませることは絶対にありません」と注意を呼び掛けています。
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