第45回壺屋陶器まつり(主催・同実行委員会、壺屋陶器事業協同組合)が22日、沖縄県那覇市の壺屋小学校で始まった。同校のグラウンドで壺屋焼の陶工の作品や同小5、6年生の作品が特別価格で展示販売され、買い求める来場客でにぎわっている。24日(日)まで。入場無料。
22日は、朝から時折雨がぱらつく天気にもかからず客足が途絶えず、人気作家のブースには長蛇の列ができた。児童は授業で作った焼き物の作品を練り歩いて販売し「じゃんけんに勝ったら半額」「残り三つだよー」などと元気な声を響かせた。
5年生の島袋煌生(こう)さん(10)は、箸置きやつまようじ立て、シーサーなどを作って販売した。「結構売れている。笑顔で声を張っているとお客さんの反応がいい」と手応え十分の様子だった。
島袋常秀実行委員長(76)は「学校には窯もあり、作品を焼いて販売まで経験するキャリア教育になっている」と話した。24日午後3時から行われる、陶工が作品作りの早さを競う「カーミスーブ」を「陶工の技を間近で見られる」とアピールした。
開催時間は午前10時~午後5時。23日(土)午後3時からの公開オークションなど、期間中、多彩なイベントが催される。
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