自民党は21日、治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会の初会合を党本部で開いた。調査会トップに高市早苗前経済安全保障担当相が就き、秘匿性の高いメッセージアプリを使用して相次ぐ闇バイト強盗事件の対策について協議した。高市氏は会合後、記者団に「来月上旬には政府に対策を提言したい」と語った。
高市氏は会合で、(1)警察による検挙率向上(2)秘匿性の高いアプリへの対策(3)防犯カメラ設置の補助―などを論点に挙げた。これとは別に、交流サイト(SNS)上にあふれる偽情報対策についても調査会で検討を進める方針を示した。
同調査会は治安・テロ対策調査会を再編し設置された。(共同)
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