沖縄県警は20日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した自称飲食店従業員の女(24)=宜野湾市=が、車を運転していた自称飲食店従業員の男(23)=那覇市=の身代わりだった疑いがあることが発覚し、犯人隠避容疑で同日に逮捕し直したと発表した。男は無免許で酒気帯び運転したとして、道交法違反の容疑で逮捕された。
(資料写真)パトカー県警によると2人は9日午前7時40分ごろ、宜野湾市嘉数の国道330号で、追突事故を起こした。女は当時「私が運転していた」旨の話をしていて、駆け付けた警察官が目撃証言や近くの防犯カメラ映像なども踏まえ、女を逮捕した。呼気からは女が基準値の約2倍、男からは約6倍のアルコールが検出された。
だが、その後の取り調べで女が「運転していたのは私ではない」と供述。席を入れ替わる前の様子を見ていた別の目撃者にも聞くなどし、12日に女を釈放後、20日に逮捕し直した。2人は知人関係という。
県警は「より慎重に捜査する必要がある。今後指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。
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