機械メーカーの社長らが不正輸出を巡り起訴が取り消された冤罪（えんざい）事件で、警視庁が当時、公安部だった捜査員3人を公用文書毀棄（きき）の疑いなどで書類送検しました。
機械メーカー「大川原化工機」の社長ら3人は不正輸出をしたとして逮捕・起訴されましたが、その後、起訴が取り消されています。
20日付で書類送検されたのは、捜査に携わった当時の警視庁公安部の捜査員3人です。
捜査関係者によりますと、取り調べ中に作成した「弁解録取書」という調書を裁断した公用文書毀棄などの疑いが持たれています。
冤罪事件を巡っては、現在も東京高裁で民事裁判が続いています。
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