山口県光市で男子中学生を含む関東地方の少年ら3人が強盗予備容疑で逮捕、家裁送致された事件で、県警光署は20日、茨城県龍ケ崎市の自称建設作業員、丸山廉容疑者(20)を強盗予備容疑で新たに逮捕した。実行役を集める「リクルーター」として、SNS(ネット交流サービス)などを通じて「闇バイト」に応募してきた3人を事件に関与するよう勧誘したとみて調べる。
事件は関東で相次ぐ強盗事件とも関連があるとみられる。丸山容疑者の逮捕容疑は10月20日、少年ら3人と共謀し、光市の住宅から金品を奪う目的で準備をしたとしている。
県警によると、3人の携帯電話を解析した結果、丸山容疑者が浮上した。他の人物とともに、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を通じ、3人に指示を出していた可能性もあるとみて、捜査を進める。【小澤優奈】
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