酒を飲んだ状態で10代の女性の顔を平手打ちしたなどとして警視庁に書類送検されたオリンピックマラソン銀メダリストのエリック・ワイナイナさん(50)について、東京地検は不起訴処分としました。
シドニーオリンピック男子マラソン銀メダリストのワイナイナさんは3月、東急田園都市線の駒沢大学駅の構内で10代の女性と50代の男性駅員の頬を平手打ちしたなどの疑いで書類送検されました。
捜査関係者によりますと、ワイナイナさんは酒を飲んだ状態で電車内で女性とトラブルになり、駅の事務所に向かう途中で女性に暴力を振るったということです。
その後、対応にあたった駅員の顔も殴り、駅員は軽いけがをしました。
ワイナイナさんは任意の調べに対して「暴行をしたのは事実」「酒に酔っていて覚えていないこともあります」と話していたということです。
東京地検は今月20日付でワイナイナさんを不起訴処分としました。
処分の理由は明らかにしていません。
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