奈良市の霊園に高齢女性の遺体が遺棄された事件で、逮捕された男は、遺棄現場の区画の墓地の契約者だったことが分かりました。
死体遺棄の疑いで逮捕された、大阪府吹田市のアルバイト・蔵田隆一容疑者(71)は、今月上旬ごろ、奈良市の霊園に、高齢の女性の遺体を遺棄した疑いが持たれています。
警察への取材で、蔵田容疑者は、遺体が埋められた区画の墓地の契約者であることが分かりました。
警察が蔵田容疑者の自宅で事情を聴いたところ、犯行をほのめかす供述をしたため、逮捕しました。
司法解剖の結果、遺体は70歳以上の女性とみられ、目立った外傷はなかったということです。
警察に対し、蔵田容疑者は容疑を認め、「女性は同居していた母親で、自宅で死亡した」という趣旨の話をしていて、警察は、遺体の身元の特定を進めています。
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