磁力を利用して実弾を発射でき、殺傷能力のある自作の「コイルガン」を自宅で所持していたとして29歳の男が逮捕されました。
職業不詳の薄井信明容疑者は先月、栃木県の自宅で拳銃1丁を所持した銃刀法違反の疑いが持たれています。
警視庁によりますと、この拳銃は電磁石の磁力を利用した「コイルガン」で、薄井容疑者は10年ほど前に自身で作成して試し撃ちの様子などを動画で公開していました。
その後、警視庁のサイバーパトロールで事件が発覚しました。
押収されたコイルガンを検証した結果、実弾を入れて撃つことができ、殺傷能力も認められたということです。
6月に公布された改正銃刀法では、コイルガンを無許可で所持がすることが禁止となっていて、現在、警視庁は無償で引き取りを行っています。
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