18日未明から早朝にかけ、横浜市と東京都町田市の路上で、通行人らが現金などを奪われる事件が4件相次ぎ、2人がけがをした。いずれもバイクに分乗した4人組の男性に襲われており、神奈川県警と警視庁は同一グループが関わったとみて強盗致傷容疑などで調べている。
18日午前3時50分ごろ、横浜市旭区矢指町の病院前で、出勤した60代の男性職員がヘルメットで頭を殴られた。男性は財布を奪われ、頭に軽いけがをした。
午前4時35分ごろには、横浜市旭区川島町の路上で、60代の男性会社員が頭を殴られ、現金約6000円が入ったバッグを奪われた。けがはなかった。
また午前5時5分ごろ、横浜市西区西平沼町の路上で、50代の男性会社員が顔を殴られ、現金4万6000円などを奪われた。男性は顔面打撲の軽傷。3件は半径5キロの範囲で起きた。
そして午前6時ごろ、東京都町田市鶴間7の路上で、知人女性と歩いていた40代男性が突然ヘルメットで殴られ、「金を出せ」と脅されて現金2万4000円を奪われた。けがはない。
4人はバイク2台に分かれて逃走。いずれも10代くらいの若者とみられ、上下黒っぽい服装をしていた。【宮本麻由、矢野大輝、朝比奈由佳】
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