東京・足立区の寺で、練炭を使って住職の男性を殺害した罪などに問われている男が、初公判で起訴内容を認めました。

 石材店社長の齋藤竜太被告(51)は去年7月、足立区の取引先の寺にある地下納骨堂に練炭28個を置き、一酸化炭素を充満させるなどして住職(当時70)を殺害した罪などに問われています。

 18日、東京地裁で開かれた初公判で、齋藤被告は「私がしてしまった行為については間違いありません」と起訴内容を認めました。

 検察側は、冒頭陳述で「住職との間で多数のトラブルがあった。強い不満を抱えるようになった」などと指摘しました。

 一方、弁護側は「長年の住職へのうっぷんがたまっていた」などと主張しました。

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