東京都台東区の親族連続死事件で、東京地検は15日、父親＝当時（73）＝に有害物質を摂取させて殺害したとして、殺人罪で無職細谷健一容疑者（43）と妻志保容疑者（38）を追起訴した。両被告は健一被告の姉＝同（41）＝に対する殺人罪で既に起訴されている。次女＝同（4）＝を殺害した容疑でも逮捕されており、捜査が進められている。
追起訴状などによると、両被告は共謀し、2016年12月ごろから18年6月ごろまでに、健一被告の父親勇さんに複数回、有害物質「エチレングリコール」などを飲食物に混ぜて摂取させ、入院先の病院で敗血症により死亡させたとしている。（共同）
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