東京都の小池百合子知事は15日の定例記者会見で、お台場に世界最大規模の噴水を整備する都の計画の意義について問われ、「日本はもっと活気が必要だ」と述べた。
都の計画によると、港区のお台場海浜公園に約150メートルの噴水と、都の花である「ソメイヨシノ」をモチーフにした幅約250メートルの噴水を組み合わせて整備。東京タワーなどの景観をバックに噴水ショーを展開する。都は整備費を26億4000万円、維持管理費を年間1億5000万円~2億円と見込む。一方で年間の観覧者は3000万人、経済波及効果は98億円と試算している。
小池氏は6~14日に出張で訪れたエジプトやアラブ首長国連邦(UAE)、アゼルバイジャンの都市などを引き合いに「各国非常に活気がある」と述べた上、「日本はもっと活気が必要だとつくづく思う。これからもにぎわいということを工夫していく必要がある」と指摘した。【山下俊輔】
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