千葉県市原市のホテルで起きた強盗殺人事件で急展開です。47歳の男から事情を聴き、容疑が固まり次第、逮捕する方針です。
■市原ホテル緊縛殺人 47歳男を聴取
捜査線上に浮上したのは47歳の男。事件との関係は…。
現場は市原市の戸建てタイプを備えたワンルーム・ワンガレージ型のホテルです。今月1日の朝、出勤してきたホテルの店長からの通報で事件が発覚しました。
店長
「女性従業員が倒れて手首が縛られている。顔面が腫れていて意識も呼吸もない」
女性従業員が倒れていたのは、ホテルのフロントにあたる部屋。
女性は手首を縛られた状態で、首や腹には複数の刺し傷や切り傷がありました。首には絞められた痕もあったといい、警察は強い殺意を持って殺害されたとみています。
亡くなったのは佐伯仁美さん(56)。ホテルで夜間、1人で働いていたようです。
現場近くに住む人
「(ホテルは)結構、昼も夜も出入りはある。それなりにお客さんは入っているのかなと思う」
「(Q.(事件当時)物音などは?)何も気付かなかった」
■精算機壊すも 中に金“残る謎”
現場には不可解な点がありました。
例えば客室の精算機。現場からは現金数万円が奪われていますが、精算機に関しては何者かに壊された形跡があるものの、中の現金はそのまま残されていたそうです。
フロント近くに残された佐伯さんのものとみられる財布にも現金とキャッシュカードが残っていました。
また、犯人とみられる人物がホテルの防犯カメラに白色のタオルを巻いていたことも分かっています。
警察は、現場に残された凶器や付近の防犯カメラの捜査などを行い、犯人の行方を追っていました。
そして、捜査関係者への取材で、47歳の男が何らかの事情を知っているとみて、警察が話を聞いていることが分かりました。
亡くなった佐伯さんについて、佐伯さんを知る人は…。
佐伯さんを知る人
「別にいい人というか、普通の人です」
「お母さんが何年か前に亡くなったらしくて、一人(暮らし)でしたけど、男性の方が来ているとかそういうのは全然見たことありません」
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