発熱や咳(せき)などの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の患者数が、10週間ぶりに減少しましたが、依然高い水準が続いています。
国立感染症研究所によりますと、3日までの1週間で全国の医療機関から報告されたマイコプラズマ肺炎の患者数は、1医療機関当たり「2.46人」でした。
過去最多となった前の週の「2.49人」から減少したものの、ほぼ横ばいになっています。
マイコプラズマ肺炎は、発熱や倦怠(けんたい)感、長引く咳などの症状がみられます。
感染経路は主に飛沫(ひまつ)感染で、厚生労働省は手洗いなどの基本的な感染対策や、咳の症状がある際のマスクの着用などを呼び掛けています。
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