神奈川県平塚市にある「だるま店」では、新年の縁起物の「干支(えと)だるま」作りが最盛期を迎えています。

 ペロッと赤い舌を出し、とぐろを巻いた愛嬌あふれる白いヘビ。

 平塚市にある江戸時代から続く老舗のだるま店「荒井だるま屋」では、毎年、工夫を凝らした「干支だるま」を作っていて、その愛らしさから人気を集めています。

 今年は物価高騰など不景気な話題が多かったこともあり、来年の干支、金運をもたらすとされる「ヘビ」に、一層ご利益があるように小判も持たせています。

 平塚市の伝統的な縁起だるま「相州だるま」に和紙で装飾を施して筆で描いているため、1つ1つ表情が微妙に異なります。

 これから師走にかけて家族総出での作業になります。

 「干支だるま」は、浅草や横浜などで開かれる「酉(とり)の市」のほか、店頭やネットで買うこともできるということです。

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