12日から始まる、女性に対する暴力を防ぐキャンペーンを前に、さいたま市で警察官や高校生などが子どもや女性を社会全体で守るよう呼び掛けました。

 さいたま市のJR浦和駅前で、児童虐待や女性へのDVなどを防ぐため、相談窓口が記載されたチラシが配られました。

 この取り組みは毎年11月に全国で開かれていて、さいたま市では警察官や地元の高校生などおよそ30人が参加しました。

 警察によりますと、去年1年間に埼玉県内で虐待の疑いがあるとして通告された児童数は過去最多のおよそ1万2000人でした。

 このうち目の前で夫婦げんかやDVを見るといった心理的虐待が最も多く、8700件に上るということです。

 警察は子どもに直接暴力をふるっていなくても虐待につながる可能性があるとして、注意を呼び掛けています。

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