湿った空気の影響で、鹿児島県与論町では9日未明に線状降水帯が発生しました。気象庁は、大雨特別警報を発表して最大級の警戒を呼び掛けています。

与論町総務企画課 光俊樹課長補佐
「(Q.雨が一番強い時の様子は?)(午前2時ごろ)外の方は風と雨と、すごい台風のような感じで雨が降っていまして、台風の中でもすごく雨の量が多いような感じで降っていました」

 与論町によりますと、これまでに床上・床下浸水が28件、道路の冠水が32カ所、道路沿いのブロック塀が壊れる被害が1件報告されています。

 また、土砂崩れが相次ぎ町内の住宅の裏でがけ崩れが起きたほか、道路沿いの斜面が崩れて県道623号が与論町立長で全面通行止めになっています。

 けが人はいないということですが消防によりますと、午前2時半ごろ、避難所近くで車を止めて待機していた90代の女性が体調不良で救急搬送されました。意識はあるということです。

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