アフリカの鉱山採掘事業への投資話を無登録で持ち掛けたとして、都内コンサルティング会社の代表ら男女6人が逮捕されました。
■ゲーム機でも“投資被害”その手口は
代表取締役の李基道容疑者(39)は被害者にこんな話をしていたといいます。「本社はビバリーヒルズにある」「年収は8億円」「ジャンボジェット20機をキャッシュで買った」「コンゴのコバルト採掘区画の隣の土地を保有している」。
しかし、すべて嘘。警視庁はそうみています。
逮捕された6人は1年間で200人ほどから、およそ2億7000万円を集めながら、事業実態はなかったとみられています。
李容疑者に投資を勧められた人
「え!?っと思ったんですよ。あ、これ詐欺だなと」
李容疑者とみられる人物から別の投資話を持ち掛けられた男性です。自分のクレジットカードで携帯ゲーム機をなどを購入。それを、李容疑者らが海外で高額転売することで差額分を山分けする、そんなスキームでした。
男性は自分のカードで、合わせて1000万円分の商品を購入。当初は、転売益を含む必要額が戻ってきたものの、8月からは滞っているといいます。
李容疑者とみられる人物とのラインのやり取りです。
李容疑者とみられる人物
「私にお電話されるご理由はなんですか?」
男性
「不安なんで色々確認したい事があるから」
李容疑者とみられる人物
「もう私からお話出来ることはないですよ」
李容疑者に投資を勧められた人
「返す気はないだろうなと。お金が戻ってくるというビジョンが見えてない」
男性はカード会社に対する債務を抱え、途方に暮れています。
李容疑者に投資を勧められた人
「毎日毎日お金どうしようって」
「(Q.数百万円は返していける?)無理でしょうね、無理ですね」
警視庁は詐欺容疑での立件も視野に調べています。
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