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 去年1月、東京・狛江市で90歳の女性を殺害し、高級時計などを奪った事件。7日に実行役のリーダー格とされる男に無期懲役の判決が下された。

■「責任は際立って重い」 被告は涙も

去年1月 東京・狛江市の事件 この記事の写真

 去年1月に東京・狛江市で90歳の女性が暴行を受け死亡し、高級時計などが奪われた事件。

 その実行役のリーダー格とされる永田陸人被告(23)。ANNが接見した時には、時折笑みを見せながら、犯行についてこう語っていた。

永田陸人被告 永田被告 強盗致死の疑いなど
「被害者遺族のため、目には目を、歯には歯を。だから、死には死をなんですよ。生きている理由が分からない。なんで人を殺した自分が生きているのか。死で償いたい」 検察の求刑は無期懲役、弁護側は有期刑

 検察の求刑は無期懲役。弁護側は反省していることなどから有期刑を求めていた。

 7日、東京地裁立川支部が下した判決は…。

判決から
「主文、被告を無期懲役に処する」 言葉にうなずき、涙を見せる被告

 永田被告は裁判長の言葉にうなずき、涙を見せ、その理由を聞いていた。

「指示役に従っていただけではない」 判決から
「被告人が果たした役割は実行役の中でもリーダーを務め、自らの判断で指示する役割を担うようになった。暴力を自ら行い主導していて、実行役の中でも果たした責任は際立って重い。指示役に従っていただけではない」

 さらに、裁判長は永田被告に次のように語りかけた。

裁判長は… 判決から
「あなたがこの法廷で述べたように謝罪の気持ちがあるのなら、この重大な結果を忘れることなく、罪の深さ、償いとして何をすべきか、刑に服している間(かん)ずっと考え続けてほしいと思っています」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年11月8日放送分より)

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