2021年、東京・新宿区のマンション地下駐車場で消火設備が誤作動して作業員4人が二酸化炭素中毒で死亡した事故で、警視庁は現場責任者だった男性(60)を書類送検しました。

 2021年4月、新宿区のマンション地下駐車場で消火設備から二酸化炭素が噴射し、天井板の張り替え工事を行っていた作業員の男性4人が死亡し、1人がけがをしました。

 警視庁は作業前に消火設備の作動に関して注意喚起を怠ったなどとして、現場の責任者だった建設会社社員の男性を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

 男性は「起動ボタンを押さないと二酸化炭素は噴射されないと思った」などと話しています。

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