次世代の主力ロケット「H3」が4日に種子島から打ち上げられ、予定通り衛星を軌道に投入しました。3機連続となる成功です。
部品の交換や天候不良など4度にわたり、打ち上げが延期となっていたH3ロケット4号機。
4日午後の打ち上げで搭載していたXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。
H3ロケットは初号機こそ失敗がありましたが、これで3機連続打ち上げ成功です。
4号機に搭載した防衛省のきらめき3号は自衛隊の指揮伝達や作戦情報の共有など、部隊の運用に関わる重要な通信に活用されます。
H3は今年度中に最終機が打ち上げられるH2Aの後継機で、日本の大型主力ロケットとして期待されています。
ロケット発射場の近くにある展望台では多くの親子連れの姿も見られました。
振替休日の4日は県内5カ所でパブリックビューイングも開かれました。
鹿児島市のよかど鹿児島では打ち上げの瞬間、買い物客らが足を止めてスクリーンに見入っていました。
見学者
「やっと天気も良かったみたいで無事に打ち上がって良かったなと思います」
「皆の期待を背負っているので活躍してほしいと思います」
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