かわいらしい見た目の多肉植物「コノフィツム」の特別展示が富山市内の植物園で開催されています。

 南アフリカ原産の「コノフィツム」は、その美しさから「生きた宝石」としても知られています。

 富山県中央植物園では「サボテン・多肉植物展」の特別展示として、「コノフィツム」栽培の第一人者・須藤浩さんの鉢植え40点が初めて一般公開されています。

 須藤さんの貴重なコレクションは今年5月に日本植物園協会のナショナルコレクションに多肉植物として初めて認定されました。

 南アフリカの砂漠地帯に自生する「コノフィツム」は、秋に脱皮して成長する不思議な生態で、ぷくりとした愛らしい見た目や豊かな色彩で近年、特に人気があります。

 会場を訪れた愛好家たちは興味深そうに小さな「生きた宝石」を鑑賞していました。

 展示会は今月4日まで開かれ、多肉植物の栽培管理の講習会なども行われる予定です。

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