能登半島地震を受け、国土交通省が災害時に重要施設となる病院などの水道管について緊急点検を行ったところ、耐震化が全体の15%しか進んでいないことが明らかになりました。

 1月の能登半島地震では、石川県など広い範囲で最大14万戸の断水が発生し、解消までに長い時間がかかりました。

 これを受けて、国土交通省は災害時に重要施設となる全国の避難所や病院などの水道管について、緊急点検を行いました。

 その結果、上水道と下水道の両方が耐震化されているのは全体の15%にとどまっていることが分かりました。

 国交省は自治体と共に、水道管の耐震化を進めていく方針です。

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