島根県の養鶏場でニワトリがまとまって死んでいるのが見つかり、高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されました。国内での確認は今年に入り4例目です。

 30日午後、島根県大田市の養鶏場からニワトリがまとまって死んでいると家畜保健衛生所に通報がありました。

 養鶏場への立ち入り検査や遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザの陽性であることが判明しました。

 県は、31日午前3時に危機管理対策本部を設置して、およそ40万羽を殺処分するなどの防疫措置を取ると発表しました。

 また、この養鶏場から半径3キロの区域内ではニワトリなどの移動を禁止するとしています。

 県は養鶏場に対して消毒などを再度徹底するよう求めたほか、県民に対しては「卵や鶏肉を食べることにより鳥インフルエンザがヒトに感染することはない」と冷静な対応をするよう呼び掛けています。

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