横浜の川が突然、真っ赤に。不安の声も上がっています。
近隣住民
「朝はこんな色じゃなかった」
「こんなになっていないよね」
横浜市内を流れる大岡川。27日に突然、水面が真っ赤に変色していました。一体なぜ突然、赤くなったのでしょうか。
さらにこの川の河口では夜になると青白く光っていました。日中に赤く変色し、夜になると光る川。その原因は意外なものが関係していました。
専門家に聞くと…。
中部大学 応用生物学部 大場裕一教授
「ヤコウチュウという植物性プランクトンが大発生して赤潮になっている。刺激などを受けると青い光を出す。個体としてはほんの一瞬だけ光る。海の中全体としては長くボーッと光っているように見える」
ヤコウチュウは直径1ミリ程度のプランクトン。水温が上昇することで発生し、昼間は赤潮として水面を覆うということです。
ヤコウチュウによる夜、青白く光る現象は全国各地の海岸で起きています。
中部大学 応用生物学部 大場裕一教授
「(赤潮は)あまり毒性がない。ヤコウチュウが消費している酸素によって酸素濃度が減ってしまって、それで魚が死んでしまうということはあるので、全く害がないとは言えない」
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