埼玉県の警察署で、今回の衆院選で留置中の男性が記入した不在者投票用紙が署内に残されたままであったことが分かりました。担当者が投函を失念していたということです。

 埼玉県警は28日、浦和警察署に留置されていた50代の男性が今回の衆院選で事前に記入して担当者に渡していた不在者投票用紙を郵便ポストに投函せず、警察署内に残していたと発表しました。

 20代の警察署員2人が投票用紙の発送作業などを担当していましたが、投函を失念していたということです。

 警察は「被留置者の選挙権を侵害しないよう、再発防止に努めて参ります」とコメントしていて、発送終了までの手続きを明確にするなどの対策を講じるとしています。

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