秩父鉄道(埼玉県熊谷市)は25日、群馬県高崎市の上信電鉄踏切で女児(9)が電車にはねられ死亡した事故を受け、警報機や遮断機のない「第4種踏切」を廃止する方針を明らかにした。同社によると85カ所あり、私鉄では最多という。
地域からの要望に応じ、警報機や遮断機のある「第1種踏切」への切り替えも検討。費用負担は、埼玉県や沿線自治体、関東運輸局と協議する。
同社は第4種踏切で、人が近づくと音で左右確認を促す機器の設置を進めており、配備の完了を急ぐ。担当者は「事故を未然に防止するため、対策を早急に進めたい」と話した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。