同窓会組織の不透明な資金の流れを巡る問題に揺れる東京女子医科大学で、新理事長が就任し、組織再建に向けた決意を述べました。
東京女子医科大学 山中寿新理事長
「残された人生を懸けるつもりで就任いたします」
23日、東京女子医科大学の新理事長に国際医療福祉大学の山中寿教授が就任しました。
大学や同窓会組織を巡っては、特別背任容疑で警視庁の捜索が入り、調査をした第三者委員会は、前理事長の「一強体制」が問題の背景にあったと指摘しています。
山中新理事長は学長職と兼務するとしていますが、大学は理事長と学長を兼任する新体制は理想的でないとし、理事長職の適任者について選考を進めているということです。
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