宮崎県を襲った記録的な大雨で土砂崩れなどが発生。2人が安否不明となっています。

 東海地方は荒れ模様の一日となりました。サーキット場では池のように水が広がったところも。

 名古屋駅前。上空を強い雨が風に流されているのが分かります。

 雨は北海道でも。台風のような景色が広がる苫小牧市の海岸線。札幌市でも傘を折るほどの風と雨が吹き付けます。

 一方、雨の原因となった低気圧が記録的な暑さをもたらしました。

 富山県では30℃を超える真夏日となり、待ちゆく人は夏の装いです。

 石川県でも30℃を超え、人々は上着を脱ぎ、日傘の人も見えます。

■10月の暑さと大雨

 秋になっても続く暑さ。海水温が高く雨雲が発達しやすい状況のなか、日本海を北上する低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、10月の大雨となりました。

 記録的な大雨となった宮崎県。原型はとどめず、タイヤがそれが車だったことを物語ります。

 宮崎県日南市では70代の男性が車ごと流され、安否が分かっていません。

太陽農園 野崎智光代表
「通路にたまった水を水中ポンプで抜いている。夕方くらいには道路を含めハウスがすべて冠水していた。経験したことのない雨の量」

 ガラスを割って家の中に土砂が入り込んでいるところも。

住人
「ドシャーンとガラスが割れて怖かった。山から川のように水が流れてきた」

 宮崎県延岡市では住宅が土砂に埋まりました。

 以前の様子を見ると家があり、すぐ裏には山が見えます。家の1階部分がつぶれ、山肌があらわになっている様子が分かります。

 この土砂崩れで、自宅で就寝中だった56歳女性と連絡が取れず、警察や消防が捜索を続けています。

▶テレ朝天気

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