北海道知床沖の観光船沈没事故で、2年以上経って海岸で発見された乗客のデジタルカメラから、事故当日の様子が復元されました。
事故の当日、運航会社の事務所前で待つ乗客の姿です。
2年前に発生した知床沖の観光船「KAZU1」の沈没事故で亡くなった乗客が撮影していました。
今年8月、知床半島の海岸で捜索ボランティアの桜井憲二さんらが1台のカメラを発見しました。
その後、カメラは亡くなった乗客の、ぬで島優さんのものと分かり、両親が東京にあるデータの復元の専門業者「デジタルデータソリューション」に依頼していました。
今回、復元できた写真は700枚以上で、そのなかには亡くなった、ぬで島優さん本人の事故当日の姿もありました。
ぬで島優さんの父親
「息子が写っている写真が出てきたことで、奇跡以外の何ものでもないと思っています」
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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