19日午前6時ごろ、自民党本部に男が火炎瓶のようなものを投げ込んだということです。その後、男は車で総理官邸に突っ込みました。自民党本部から報告です。

 (山崎弘喜アナウンサー報告)
 今まさに、自民党党本部からは選挙期間中ということもありまして選挙カーが出てきました。広く規制線が張られているということもありまして、道路を挟んだ正面からお伝えしている形となります。

 現場には、警視庁の捜査員が作業を行っていて、先ほどまで消防、そして鑑識の姿も見受けられました。

 注目していただきたいのは自民党党本部の入り口の正面に止まっている紺色のワゴン車です。なかでもフロント部分に注目して下さい。

 ヘッドライトやバンパーの中央の辺りが、壊れてしまったのか、溶けたのか分かりませんけれども、形状が変化していることが確認できます。

 ナンバープレートも、すすのようなものが付いています。フロントガラスにも、破片なのでしょうか、白く濁っていることが確認できます。

 消防によりますと、ガラス瓶の破片は歩道側を中心に広範囲に広がっていたということだそうです。

 炎の規模も、現場に到着した段階では大きなものではなく、水をかければ消火できる程度の規模だったということだそうです。

 変わりまして、総理官邸前から報告です。

 (政治部・千々岩森生記者報告)
 まさに総理官邸の入り口に2台、警視庁のブルーの大型バスがあります。その向こう側に車が1台止まっています。

 そして柵に突っ込んだような形が分かるでしょうか、普段は白い柵が閉まっています。警視庁の警戒がされている場所にそのまま小さな白い車が突っ込んだという形で、フロント部分がへしゃげています。

 そして、横と後ろの扉が開いています。中を見ますとケーブルのようなもの、ボックスのようなもの、そしてタンクのようなものも見えます。

 警視庁の捜査員に加えて、東京消防庁が数名駆け付けて、中の様子を詳しく調べているというところになります。

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