厚生労働省の検討会は18日、職場での健康診断で女性特有の健康課題についての項目を、新たに追加する案を取りまとめました。

 検討会の取りまとめ案には、会社が行う健康診断の問診表に月経困難症や更年期障害など女性特有の健康課題について尋ねる項目を新たに追加する方針が示されました。

 そのうえで、「困っていることがある」と回答した人には、専門医への早期受診を促すとしています。

 また、本人が希望すれば診断書を示して会社に相談することなどをガイドラインに明示します。

 女性特有の健康課題を巡っては「女性版骨太の方針2024」のなかで、「働く女性の健康課題による望まない離職等を防ぐ」として健診項目の追加が求められています。

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