ニラと間違えてスイセンを食べた女性が食中毒に。似ているとはいえ、なぜ誤食が相次ぐのでしょうか。
長野県上田市に住む70代女性は、自宅の畑でニラと間違えて採取。22日夜、卵と炒めて食べたところ、まもなく嘔吐(おうと)などの食中毒症状が出ました。
なぜ毎年、誤食による食中毒が発生するのでしょうか。
食べられるニラと食中毒になるスイセン。その違いは。
長野市保健所 笠原美絵さん
「見ただけではプロの方でも(見極めは)難しいかなというところ」
ただ、誰でも見極められる方法があります。
長野市保健所 笠原美絵さん
「ニラの“におい”」
「におい」が最大の判別ポイントです。
スイセンの誤食は、過去10年間に全国で237人が食中毒を起こし、1人が死亡しています。
厚生労働省は「家庭菜園で野菜と観賞植物を一緒に栽培することをやめる」ように呼び掛けています。
長野市保健所 笠原美絵さん
「『この辺にニラ植えた』という記憶で刈って食べる人が多いと思うので、その中にスイセンが入って(食べてしまう)」
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