福岡と韓国を結ぶ高速船「クイーンビートル」が浸水を隠して運航を続けた問題で、福岡海上保安部は17日、「JR九州高速船」の本社などに家宅捜索に入りました。
福岡海上保安部が船舶安全法違反などの疑いで家宅捜索しているのは、JR九州高速船の本社と高速船「クイーンビートル」です。
福岡海上保安部などによりますと、クイーンビートルを運航するJR九州高速船は今年2月、船首部分への浸水を確認していました。
しかし、警報センサーの位置をずらすなどして隠蔽(いんぺい)したまま運航し、国土交通省などにも嘘の報告をしていたことが分かっています。
福岡海上保安部は、隠蔽に至った経緯などを詳しく調べる方針です。
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