「頂き女子りりちゃん」を名乗る女の裁判で、弁護側は名古屋高裁の判決を不服とし最高裁に上告しました。

 頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告(26)は、3人の男性の好意につけ込み、合わせて1億5000万円以上をだまし取った詐欺などの罪に問われています。

 一審で、名古屋地裁は懲役9年、罰金800万円の判決を言い渡しました。

 二審で、名古屋高裁は渡辺被告が指名していたホストから被害者に弁済が行われた点などを考慮し、一審判決を破棄し、懲役8年6カ月、罰金800万円の判決を言い渡しました。

 名古屋高裁によりますと、渡辺被告の弁護人が15日付けで最高裁に上告したということです。

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