岐阜県池田町の岡崎和夫町長(76)が、町の第三者委員会による女性職員らへのセクハラ認定を受け、25日午前に辞職願を町議会議長へ提出することが24日、関係者への取材で分かった。第三者委は24日に公表した報告書で「言動を内省し改善する態度が見受けられない」として、岡崎氏の辞職を求めていた。
報告書は、職員や元職員へのアンケートや聞き取りから、15人の体を触ったり抱きついたりしたと認定。服の上から陰部を触るなどの深刻な被害を受けた女性とは、令和5年5月に示談していることを明らかにした。
セクハラは5年7月、現職員と元職員の女性2人が被害を受けたと訴えたことで発覚。女性を支援してきた岐阜青年ユニオンは24日、「首長として不適格で、謝罪と猛省を求める」とのコメントを発表した。
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