企画展「これでバッチリ!潮干狩り2024」で展示された触って学べる手作りのジャンボアサリの模型=千葉県船橋市で2024年4月24日午前10時31分、石塚孝志撮影

 千葉県船橋市潮見町の「ふなばし三番瀬環境学習館」で24日、企画展「これでバッチリ!潮干狩り2024」が始まった。同日、同館のある「ふなばし三番瀬海浜公園」の海岸では潮干狩りも始まり、アサリの生態や潮干狩りのコツなどを学ぶことができる。今季の潮干狩りが終了する5月29日まで。

 同展は「アサリをしろう」「アサリをとろう」「アサリをたべよう」の三つのテーマで構成。標本の貝殻や動画などを使い、アサリの生態や潮干狩りに関する疑問などを学べるほか、茶碗蒸しなど14種類のオリジナルレシピも紹介している。

 潮干狩りのコツについて同館科学コミュニケーターの小沢鷹弥さんは「アサリはプランクトンを食べているので、潮に流されにくいちょっと水がたまった場所にいます。熊手を使う場合も、浅く広く掘ってください」とアドバイスする。

 入館料(有料スペース)は一般400円、高校生200円、船橋市外の小中学生100円。海浜公園の潮干狩りの利用券は大人600円、子ども300円で、アサリの持ち帰りは100グラムにつき120円。利用券はセブンチケットのみで販売。問い合わせは、同展が同館(047・435・7711)、潮干狩りは同公園(047・435・0828)。【石塚孝志】

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