原子力規制委員会の審査会合は静岡県にある浜岡原発に到達する津波の高さを最大25.2メートルとする中部電力の想定をおおむね了承しました。

 原子力規制委の審査会合は11日、南海トラフ巨大地震と海底地滑りが連続で発生した場合、静岡県御前崎市にある浜岡原発の敷地に到達する津波の高さが最大25.2メートルとする中部電力の想定をおおむねで了承しました。

 2011年ごろ、約10メートルだった津波想定は21.1メートルから22.5メートル、さらに22.7メートルと修正を繰り返してきました。

 現在ある防波壁の高さは22メートルで、想定はこれを上回り、追加の対策が必要となります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。