情報通信研究機構(NICT)は日本時間9日に大規模な「太陽フレア」の発生を確認したと発表しました。人工衛星やGPSなどに影響があるとして、注意を呼び掛けています。

 情報通信研究機構によりますと、日本時間9日午前11時ごろ、太陽の表面で爆発が起こる現象「太陽フレア」が発生したということです。

 この爆発によって大規模な「コロナガス」が放出され、10日の深夜以降に地球に到達するとみられています。

 コロナガスは太陽の上層にある電気を帯びたガスが宇宙空間へと放出されたもので、今回の爆発の規模は5段階あるうちの最大規模だということです。

 この影響で数日間にわたって人工衛星の障害やGPSの誤差拡大などが生じる恐れがあり、注意を呼び掛けています。

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