沖縄本島内で4月、元交際相手の女性に性的暴行を加え、顔面を殴るなどして加療約6カ月のけがを負わせたとして、不同意性交等致傷罪に問われた名護市の建築業の男(43)の裁判員裁判の論告求刑公判が2日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)であり、検察側は懲役10年を求刑した。

 検察側は「犯行態様が執拗(しつよう)かつ危険で、被害者の負傷程度は重大」と指摘。「身勝手な犯行で酌量の余地はない」と批判した。

 弁護側は計画的な性的暴行ではなく、被告が反省しているとして懲役5年程度が相当と述べた。

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